元ライブカジノディーラーに聞いたカジノディーラーの1日の流れから、ディーラーになるためにには、海外のカジノ事情や働き方について紹介をしていきます。
オンラインカジノで大人気のライブカジノは本物のライブカジノディーラーがリアルタイムでテーブルゲームをディールしてくれるテーブルです。普段見かけることのない分、ライブカジノディーラーってどんな風に仕事をしているのか元ライブカジノディーラーに聞いてみました!
目次
【関連記事】元ライブカジノディーラーが教える人気のライブカジノ5選
ライブカジノディーラー(Live Casino Dealer)とは
本格的なランドカジノでもオンラインカジノでも、カジノディーラーの仕事はゲームの進行を務めること。
ルーレット(Roulette)、バカラ(Baccarat)、ブラックジャック(Blackjack)などはテーブルゲームと呼ばれ、ボールをスピンしたり、カードを配ったり、ディーラーはプレイヤーがスムーズにゲームができるように全てのルール・賭け方等を把握してゲームを進行させていきます。
オンラインカジノで人気のライブカジノでは、それぞれのテーブルにオンラインカジノ専門のライブカジノディーラーがいて、リアルタイムでカジノゲームを提供しています。
さらにはゲームショーと呼ばれるジャンルもありマイクを片手にゲームを盛り上げるカジノホストを担当する人もいます。
カジノディーラー(Casino Dealer)になるには?
カジノディーラーを目指すには3つの方法があります。日本にカジノが設営されていないので実際ディーラーになるのは難しいことろもありますが以下の方法であればカジノで働く、または経験を積むことができます。
1.日本カジノ学院や日本カジノスクールなどのカジノディーラー養成学校に通う
本格的なカジノで経験を積みたい人は実際に学校に通い、ディーラーとして1から学ぶことをおすすめします。カジノスクールは東京都または大阪にしかまだありませんが、ランドカジノは実際にプレイヤーを前にしてゲーム進行を進めなければなりません。そのため、それ用の戦略・スキルを身につけるには、学校で学ぶことをおすすめします。
2.アミューズメントカジノ等で経験を積む
アミューズメントカジノは最近日本で流行っているカジノゲームバー見たいなもの。カジノディーラーの募集要項にもよりますが、未経験okという場合もあるので経験を積みたい方にはアミューズメントカジノのアルバイトもいいんではないでしょうか。
3.海外で運営されているオンラインカジノのディーラーとして働く
海外で運営されているオンラインカジノのディーラーとして働いてみるのも1つの手です。そして最近ではよくディーラーの求人も見かけます。カジノディーラー養成学校に行く学費はないという方は、海外にでて、実際にお金を稼ぎならが経験を積んでみるのはどうでしょうか。
ただし、海外で仕事するということになるので、ある程度の英語能力が必要となります。
カジノディーラーの1日の仕事内容
さて、オンラインカジノのカジノディーラーはどのような仕事をしているのでしょうか?ライブディーラーの1日のおおまかな流れとしてはこんな感じだそうです。
- 着替え、メイク、ヘアセット
- スケジュールの確認
- テーブルオープン
- 数テーブルを休憩を挟みつつ数人でまわす
- 合間でご飯を食べる
- テーブルクローズ
ライブカジノテーブルでは30分ごとにディーラーが入れ替わることはご存じかと思いますが、リアルタイムでの放送なので時間管理は欠かすことができないそうです。
テーブルを数人のライブディーラーで交代で担当しているので、ディーラーチェンジが行われたあとも、どこか別のテーブルでディールしていることもあります。そのため、休憩時間は短く食事はゆっくりとるということは難しいようです。
何回かに分けて食べたり、でもおなかすいてテーブルでおなかがぐうぐうなってしまったりなどなど少しタイトなスケジュールなんだとか。それから、カメラに写る仕事ととして、男女関係なく見栄えにも気を遣っているようです。なんだかテレビに出ているタレントさんのようですね。男性のディーラーもパウダーをはたいたり、なかなか気を使っているようです。化粧室はきっと混み合っているのでしょう。
元ライブカジノのカディーラーが担当したカジノゲーム
今回話を聞いた元ライブカジノディーラーが担当したことのあるゲームについて聞いてみました。
元ライブカジノディーラーはライブルーレット、ライブブラックジャック、ライブバカラを担当していたそうです。どのテーブルもそれぞれ違った雰囲気で、各テーブルで面白みがあったそうですが、中でもお気に入りはブラックジャックだそうです。プレイヤーさんの選択をわくわくして見守っていたのだとか。
見事ブラックジャックがでたり、きわどい選択で見事プレイヤーさんが勝ったときには自分もディールしていてプレイヤーさんと同じくらいに嬉しかったそうです。ちなみに元ディーラーがおすすめするカジノサイトはライブゲームに特化した「ライブカジノハウス(Live Casino House)」だそうです。
元カジノディーラーがおすすめするライブカジノゲーム
ライブカジノのいろいろを知っている元ライブディーラーがオススメするライブカジノゲームは一体何なのでしょうか?
先ほどもディールがすきだと言っていたようにライブディーラーからみて面白いなと思うのがブラックジャックだそうです!プレイヤーさんたちがどんなアプローチをするのかを見守るのはなかなか楽しいものなんだとか。また、スキルが問われる場面もあるのできわめがいがありそうとのこと。
さらに、テーブルゲームはもちろんですがゲームショーなどの大規模セットのスタジオから放送されているメガボールや、演出や高倍率がとてもエキサイティングなライトニングルーレットやライトニングバカラはディーラー目線でも迫力があって面白そうだと感じるそうです。
なんなら、自分もカジノホストでマイク片手にゲームを盛り上げてみたかったなともいっているので、盛り上がることは間違いないのでしょう。話を聞いた元カジノディーラーも見たことのないスタジオがたくさんあるそうなので、いろいろ見て回るだけでもおすすめしたいと言っていました。
元ライブカジノディーラーが教えるディーラーの裏事情
あまり知られていない裏事情をこっそり聞いてみたので、カジノディーラーの裏側を覗いていきましょう。テーブルではちょっと喋れないこともここでは聞いちゃいました!
裏事情①カジノディーラーはルーレットの逆回しが苦手
ルーレットテーブルではボールスピンが毎回変わるものまたは、一方向のみのテーブルも存在します。ジャパニーズのルーレットテーブルでは一方向のみのルーレットが多く採用されていますよね。
どんなことでも普段やりなれないことは苦手と感じるもので、いつも同じ方向出回っているルーレットのスピンが逆になったときは緊張するのだとか。それでもやはり、仕事なのでポーカーフェイスで顔に出すことなくやり過ごすそうです。
それでも、やっぱりミスは多く出てしまうそうです。心の中ではもう一回チェンジにならないかなーと願っているとこっそり教えてくれました。
裏事情②カジノディーラーによってプレイヤーの人数が変わる
テーブル1卓には進行役が1人しかいないことから、他のディーラーがディールしているところをまじまじとお互い観察しているようには見えませんが、プレイヤーさんたちとの会話からディーラーによってプレイヤーの人数が変わるようであるとうすうす感じるのだそう。
特にテーブル宣伝用の写真に抜擢されているディーラーや、喋りが上手なディーラーが来た時にはプレイヤーさんも多く訪問し賑わっているのだとか。
中には、〇〇の国の美人ディーラーを目当てに…〇〇テーブルに行くなんて通なプレイヤーさんがいたり、プレイヤーさん通しで推しのディーラーを共有していたりなどなど、そんな話もプレイヤーさんから聞いたことがあるそうです。これは日本のアミューズメントカジノではできないことですね。。。
プレイヤーに合ったお気に入りのディーラーを見つけることもライブカジノの醍醐味となっているようですね。賑わっているテーブルでのディールは楽しいようなので、プレイヤーさんが多くいるテーブルは気合も入るそう。どんどん盛り上げていきたいものです。
裏事情③実はみんな英語が堪能
皆さんご存じの通り日本の賭博法により、日本でオンラインカジノは運営されていません。ということは、ライブディーラーたちは海外で働いているということになります。
さらに、多くの国籍のライブディーラーがそれぞれの言語でディールしていることを考えると会社では英語が公用語として使用されていそうだと考えられます。
システムなどに問題があった場合や、ミスをしたときなど英語を喋っているというのを見かけるかと思いますが、カジノディーラーの皆さんは英語で意思疎通が図れるようです。やはり、それぞれの国の言葉の他に英語が話せることが必須なんでしょうね。
正直カジノがまだ日本にないので、こういったカジノ業界のことは実際に働いたことがある人にしかわからないものですよね。ディーラーを目指す方にとって、今回の裏事情はいい参考になったかと思います!これからカジノ業界で働きたい方は、英語のスキルを身につけしょう!
オンラインカジノのカジノディーラーのメリット・デメリット
オンラインカジノのカジノディーラーとして働いてどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?進行役ならではのメリットとデメリットをいくつか絞って紹介していきます。
カジノディーラーのメリットとは?
メリット①海外での就職
オンラインカジノのカジノディーラーとして働けたことの大きなメリットとしては海外での就職ができたことだそうです。
先ほども書きましたが、オンラインカジノは日本で運営することができないため海外の企業に就職していることはお分かりいただけるかと思います。日本の職場とは違ったシステム、雰囲気の中で働くなかで、文化の違いなど多少理解が難しい壁にぶつかりながらも学ぶことは多かったと振り返っています。
世界各国から人が集まっているので多くの人と出会える環境や交友関係の広がりも働いたメリットとなっているようです。
グローバルな環境に身を置くと色々考え方も柔軟になるのだとか。さらに、同じように海外で働く仲間を見つけることができるので、海外生活における困ったときなどに頼れる人がいる安心感もあったそうです。
メリット②カジノディーラーという特殊な職種の経験
日本にカジノがまだないことからも、日本でカジノディーラーをしていたという人にはまず出会うことはなかなかないですよね。
海外で活躍されている日本人のディーラーさんは多くいるようですが、日本ではまだまだ特殊な職業と言えるので貴重な経験ができたと言っていました。さらに、ランドカジノではなくオンラインカジノとなるととても限定されるので物珍しい仕事に就けて楽しそうですよね。ユニークな気分に浸れるそうです。
メリット③カジノゲームを楽しめた
賭けている側はもちろんエキサイティングでスリル満点で楽しいですが、ディーラー側としてハイローラーさんを目の当たりにしたり、高額ベットが成功したり、プレイヤーさんと一緒に盛り上がることができたことはとても良い思い出となっているようです。
プレイヤーさんが残念ながら負けてしまったときにでも、惜しかったとか一緒に悔しい気持ちを共有させて貰えたこともテーブルゲームをディールしながら自分も楽しめた要因だったと振り返っていました。
ディールしながら心の中で予想をしたりしたそうで、たまに自分もリアルマネーでベットしたい!と思ったこともあるのだそうです。
カジノルールを網羅すると一歩先の楽しみがあるのかもしれません。カジノゲームをプレイするのももちろん楽しいですが、進行役側もなかなか面白そうにみえてきましたか?
カジノディーラーのデメリットとは
デメリット①カメラの前では気が抜けない
常に誰かが見ている可能性があるのでどんな時も気を抜けないのがメンタルにくるそうです。どんな気分でもプレイヤーさんには関係ないし、プロですから笑顔を絶やさないように心掛けていたと話しています。
もちろんテーブルにいるときは自由に動き回ることもできず、トイレをギリギリまで我慢したこともあるとか。さらには、ライブ中継なので時間にはかなり厳しく設定されており、ハプニングもしばしば起こることもあるんだとか。
どんな時でも冷静に対応する能力が問われるので何も起きないことをいつも願っていたそうです。
デメリット②チャットでは心無いコメントをされることもある
チャット機能はプレイヤーさんとコミュニケーションをとれる手段で、普段はおしゃべりを楽しみながら仕事をしていますが、時には心無いコメントをかかれることもあるそうです。
プレイヤーさんは文章で書き込みできるのでチャット履歴が見れる間は嫌でも文章が目に入ります。容姿のことだったり、ルーレットではマグネット!などとイカサマしてるときれられたり色々あったそうです。
皆さんには相手も一人間ということを頭の片隅に入れておいて欲しいなと嘆いておりました。
ライセンス下で運営されているのでイカサマをすることは不可能であること、ディーラーとプレイヤーが共謀しないような措置はとられているようです。嫌なことはすぐ忘れるように常に心掛けて、ストレス発散を常に意識していたと言っていました。
デメリット③ギャンブルを提供している
日本ではなじみのない職業なゆえ、またカジノゲームはギャンブルであることから、いい印象を持たれにくいのも確かに言えることなのだそうです。
不正なく娯楽のためにカジノゲームを提供しているにも関わらず金を巻き上げて食っているかのようなイメージを抱かれることもしばしばあるのだとか。
ハウスエッジは進行役の力で左右できるものではなく、カジノゲームは娯楽の一部であることをプレイヤーの方には理解してもらえたら嬉しいとのことです。そして楽し くカジノゲームをして欲しいと言っていました。
オンラインカジノのカジノディーラーまとめ
日本にカジノがまだないことからカジノで働くのはまだ難しいのが実情。しかしそれでもディーラーを目指すには上記に挙げた日本カジノ学院や日本カジノスクール(大阪校・東京校)等の学校学校へ通っ てみるのも1つの手ですね!
はい!カジノディーラーの裏事情はお楽しみいただけましたか?
日本国内ではなかなか出会うことは難しいカジノディーラーからの話は大変興味深いものでしたね。ライブディーラーとはチャット機能で簡単に話すことができるので、ぜひ仲良くなってご自身からもちょっと突っ込んだ質問をしてみてはいかがでしょうか?
彼らも答えられる範囲で面白い回答をしてくれることが期待できそうですね。日本語対応のライブディーラーは個性豊かで人数も昔と比較してだいぶ増えてきたように感じるので、お話するチャンスはかなりあるかと思います。くれぐれもお仕事の支障にならないようにモラルは守ってくださいね。この裏話でライブディーラーへの視点も変わったことですし、さらにライブカジノを楽しんでみてください!